5年生の算数の授業です。6年生の「対称な図形」を対面授業とZoom遠隔授業の「W授業」で進めています。
線対称な図形は念頭操作しやすいのですが,点対称な図形は非常につまずきの多いところです。これが中学校の回転移動につながるため,図形が苦手な児童が増えていく単元です。
1つの原因は,教科書の指導計画では作図の時間が1時間しかないこと。さすがにEIKOの知力学力に優れた子どもたちでも,昨日の1時間だけでは全員が習得できません。今日は作図特訓授業で,1時間追加して作図練習をしました。
英宏小学校は公立比+40%の授業時数があり,先取や最高水準内容を学ぶ時間とともに,このような苦手な内容に時間をかけて指導することができるのも特長です。
180°回転移動の図形の感覚は,数学において非常に重要な感覚です。このような素地をつくる学びには,しっかりと時間をとって完全習得するようにしています。
これからは,毎日の宿題として点対称な図形の作図で,100回以上点対称な図形をかくことで,図形の感覚も高めていきます。