2019.5.15SDGsワークショップ【ＳＤＧｓ教育】

全校児童でＳＤＧｓワークショップを実施しました。ゲストティーチャーをお招きして，本年度から教科として全学年が取り組んでいる，地球規模の課題であるＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の体験学習を行いました。

カードゲーム型で，チームとそこに属する班で相談しながら自分たちの目標を達成するのがゴールです。

報酬や時間などのカードを交換しながら，順調に進めていくと多くの班が目標を達成しはじめました。ここで1回戦終了ですが，，，，，，

お金を集めて経済を発展させたのはよかったのですが，そのために環境や社会がたいへんなことになってしまいました。講師の先生の分析では，「壊滅的な環境」「危機的な社会」というお話があり，どのようにバランスのよい地球にしなければならないかと子どもたちは真剣に考えました。

そして，このままではたいへんなことになる！というところで2回目のカードゲームが再開しました。

チームの中でも積極的に交換したり，相談したりして，環境や社会のことを考えながら工夫して取り組みました。自分たちのねらいを達成しながらも，環境や社会も整ったバランスよい地球をつくることに成功しました。

＜子どもたちの感想＞
「お金や経済医だけを考えると悲しいことになってしまった。」
「次もやりたいです。経済，環境，社会すべて合格したいです。」
「最初は自分たちの目標しか考えられなかったけれど，チーム全体が地球のことを考えられるようになってよかった。」

　今回のワークショップを通して，楽しみながらも実際に自分たちで考えなければならないことがあるということに気づくとても深い学びとなる楽しいスペシャル授業でした。

　英宏小では，すべての学年においてＳＤＧｓについて調査や発表を積極的に行っていきます。今日体験したことを生かしながら，子どもたちが深い探究を進めていくのがとても楽しみです。