今日は,夏休みの自由研究にぴったりの理科実験を2つご紹介します。
①紙飛行機を飛ばそう!
短時間で,簡単に作れる紙飛行機は,「もっと遠くまで飛ばしたい」「飛行時間をもっと長くしたい」と子どもたちが目標を定めやすく,進んで活動することができます。
紙の大きさや種類を変えて作成したり,
折り方を工夫したりして,
子ども主体で実験が進んでいきます。
「紙の種類を変えるなら,大きさは同じにしたほうがいいよね」など,普段の理科の授業を通して習得した「調べ方」を活用することができる児童もいました。
紙飛行機の飛ばし方でも,「どの方向を目がけて飛ばすか」「投げるスピード」など,様々な工夫をして試しました。
②果物・野菜の浮き沈み
リンゴ・バナナ・トマト・カボチャ・ジャガイモ・ニンジンの6種類の果物・野菜を使って,水に浮くもの・沈むものを調べたり,食塩を水に溶かして,変化を調べたりしました。
実験後,子どもたちに「この実験を続けるとしたら,次は何を調べたい?」と聞いてみました。
・他の果物や野菜でもやってみたい。
・食塩ではなく砂糖を溶かしたら結果が変わるのか調べたい。
・浮いてしまった果物や野菜を沈めるにはどうしたらいいか知りたい。
サマースクール理科では,子どもたちに「もっと調べたい」「自分のアイディアを試したい」という探究心が芽生えるきっかけとなるようなプログラムを目指しています。
今回紹介した実験は家庭でも手軽にできるので,ぜひチャレンジしてみてください。