花まる先生のチャレンジ算数の授業風景です。
今日は1年生と5年生の複合算数の授業を行いました。
5年生が1年生のお世話をするだけではなく,相互に学びが存在しているのが複合型の学習です。
1年生は,1対1対応の発展から,早くも100までの数唱をしています。つまづいたときは,5年生が優しく教えてくれました。
5年生は,1年生に高度なことを見せました。3.14の百玉そろばんの読み上げや,0.01の読み上げなどをして,真剣な5年生を1年生はとても静かに見つめていました。
1年生は算数図鑑の作成です。5年生に校内を案内されながら,楽しそうにEIKOの数を見つけていました。1年生を両手に,優しく手をつなぐ5年生の姿がとてもほほえましくて成長を感じました。
限られた時間のなかで,たくさんの数を見つけました。この時期はFigureである数字ではなく,意味のあるNumberすなわち数を大切に指導します。
この活動では,1年生は数が生活のなかにあることを学びました。5年生には授業最後のまとめで,「難しい数字の操作をしているけれども,それは形取られたもので,演算には意味がある。それが算数の本質である。」ことを伝えました。
英宏小で大切にしている異学年交流。教科のなかにでも,相互に学習を成立させる複合学習として充実させています。