2014.2.18算数×折り紙 

数学の本質は,ひとつひとつ論理を積み重ねて,ある命題を証明することにあります。途中をはぶいたり,曖昧にしたままでは決して先に進めません。英宏小てせは折り紙を算数の学習活動に積極的に取り入れています。折り工程を積み重ねて,ひとつの造形を完成させる折り紙細工は数学の本質に繋がっています。とくに折り紙細工は,ひとつの工程でつまずいたら,絶対に作品を完成させることができません。

数学の本質は,ひとつひとつ論理を積み重ねて,ある命題を証明することにあります。途中をはぶいたり,曖昧にしたままでは決して先に進めません。英宏小てせは折り紙を算数の学習活動に積極的に取り入れています。折り工程を積み重ねて,ひとつの造形を完成させる折り紙細工は数学の本質に繋がっています。とくに折り紙細工は,ひとつの工程でつまずいたら,絶対に作品を完成させることができません。

折り紙のひとつひとつの折り工程は,数学の“論理構成”と同じです。また常に完成形をイメージしながら折り進めていく折り紙は,現時点がどの工程にあるか意識する,“全体を俯瞰する力”が必要になってきます。折り紙を折ることで数学に不可欠な論理のつながりが理解が習得できます。さらに,図形を組み合わせ書かれた折り図を読み取ることは,“図形慣れ”になります。高度な折り紙作人になれば折り図も立体的になり,それを読み取ることで,“空間を把握する力”の育成にもつながります。

慎重さがつくのも折り紙の利点です。作品をより形よく仕上げるためには,適当に折ってはダメです。慎重さはトレーニングを積むことによって身につくものです。折り紙の折り工程をひとつひとつ厳密に行うことを繰り返せば,数学において正確に計算を積み重ねていく力に通じます。「高度なことを 楽しく 早期に」の英宏小学校の「学び」です。