今週のチャレンジ国語のテーマは「冬を探しに」。11月7日は「立冬」。チャレンジ国語ではうつりゆく季節を五感で感じて、感じたことを短歌・俳句などで表現することを大切にしています。今日も学校の敷地内の野原や森を散策しながら、「冬」を探しました。
学校の敷地内には豊かな自然が残っています。その中で、五感を研ぎ澄まして風の感触、空や雲の色、木々や草花の変化、木の実のにおいなどを子どもたちは繊細な感覚で感じ取っていきます。また、それを言語化することによって、子どもたちの言語感覚も豊かになります。
桜の木の下では、「きれいな葉っぱ」を探しました。きれいな葉っぱを探すためには「美」を感じ取る感性も必要です。「美」を感じ取る感性は幼い頃の体験が重要です。子どもたちは一生懸命に美しい落ち葉を探します。また、一枚一枚の葉っぱの違いやどんぐり一粒一粒の形の違いを感じることによって、「個性」についても思いをはせていきます。「この葉っぱの赤と黄色の混ざり方がきれいだね」「二枚あわせるときつねみたいだよ」。子どもたちの会話も弾みます。
今日もすばらしい短歌が生まれました。チャレンジ国語やアフタースクールの「創作」で生まれた作品は今週末の第2回文化発表会でも展示されます。
★どんぐりは色々な色かわいいね茶色に緑こげ茶色だね
★どんぐりはりすに食べられはだかだね落ち葉つつんでおむすびになる
★どんぐりはいろんな形それぞれだころころろろんおもしろいんだ
★落ち葉はねいろんな形いっぱいだいろんな色をしているきれい
★もみじはねいろいろな色ほんとにねみんなきれいなもみじひろった
★さくらの木ふゆはきれいな葉を落とし赤と黄色の色とりどりだ