3年生の算数は「重さ」の単元を進めています。
まもなく3年生の内容も修了して4年生の内容に入ります。
花まる先生の「重さ」の指導例を紹介します。
校内の砂場です。子どもたちは何かをしているようです。
「1kgめかたでドン!!」
1000gで1kgであることを学び,1kgはどのくらいの重さであるかをの量感をつけます。砂をビニールに入れて,誰が1kgに近かったかを楽しむゲーム感覚で楽しむ活動です。
見事,1kgが達成できました。
重さの単元では,単位の換算とはかりの目盛りの読み方が子どものつまずきの多いところです。
このような活動で,1kgは100gが10個程度ということで,1kg=1000gということを体験的に理解します。量感を育てることは,単位換算のつまずきを減らすことにつながります。
その結果,重さのたし算,ひき算などの計算で,繰り上がりや繰り下がりのあるものでも,学級の児童の習得率100%になりました。
こちらは車を持ち上げようとしています。
そうです。t(トン)の学びです。
1kg位のものは? 辞書!
10kg位のものは? お米!
100kgくらいのものは? 花まる先生?稀勢の里さん!
じゃあ1000kgくらいのものは? ゾウ!
数字の操作ではなく,重さが数として表されていることのよさのためにこのようなクイズも効果的です。
1tくらいのものは,持ち上がらないこと。全員でもちあげると数センチ上がることを体感しました。
「先生,6年生になっても挑戦したいです!」
このような算数は子どもたちが忘れない,知識の剥落をふせぐ算数の学びです。
量感をしっかり身につけた子どもたち。
この後に,基礎の徹底習得と,中学入試レベルの発展的な内容を学んでいきます。
子どもたちが大好きで,ぐんぐん力をつける 花まる先生の算数の授業です。