本日,朝の情報番組TBS「グッとラック」で,「さんづけ」での呼び合いを徹底している学校として紹介されました。
英宏小学校は,「進学重視型教育」「いじめ暴力ゼロ宣言」を教育の柱としている小学校です。
身体的特徴や性格・行動などによって蔑視した悪口となってしまう「あだ名」は認めていません。
名字でも名前でも「さん」づけすることによって,いじめの原因の1つとなりうる相手の呼び方による差別が発生していないように配慮しています。
今日も子どもたちは秋の晴天のもと,元気に楽しく安心して学校生活を送っています。
欧米では昔から,今では国内企業でも愛称・ニックネームで呼び合うようになってきています。愛称やニックネームは,他人がつけた「あだ名」とは違い自分で呼んでほしいと決めたものです。
他を尊重して「さん」付けで呼び合うことを,小学校で定着する。そして,子どもたちが将来,愛称で呼び合う文化や社会の中に身を置くようになったときには,その親近感が高まるという意図をわかって,臨機に使い分ける品位ある人物になってほしいと願っています。
今回の放送を見て,子どもたちも相手の呼び方について改めて考え直す機会となったと思います。
本校を採りあげて議論くださった,TBSさんと演者さん方,お忙しい中,撮影・編集をしてくださったスタッフの皆様,このたびは誠にありがとうございました。