2020.8.27速さの変換を極めよう!! 【花まる先生の算数講座】

5年生が,小学校算数でもっともつまずきが多くみられる6年生内容の「速さ」の単元を学び終えました。

秒速・分速・時速と,速さの変換は特に子どもたちが苦手とするところです。教科書では記述されているのみで,指導計画としては10分程度の扱いです。

この指導時数で子どもたちに速さの変換を完全習得させるのには,非常に無理があります。英宏小学校では,授業時数が公立の40%増なので,このような大切な内容は1時間扱いとして丁寧に指導しています。

ミニテストで100点をとった子どもたちもにっこりです!!

5年生が,小学校算数でもっともつまずきが多くみられる6年生内容の「速さ」の単元を学び終えました。秒速・分速・時速と,速さの変換は特に子どもたちが苦手とするところです。教科書では記述されているのみで,指導計画としては10分程度の扱いです。この指導時数で子どもたちに速さの変換を完全習得させるのには,非常に無理があります。英宏小学校では,授業時数が公立の40%増なので,このような大切な内容は1時間扱いとして丁寧に指導しています。ミニテストで100点をとった子どもたちもにっこりです!!

速さの変換でつまずきが起こるのは,秒・分・時の60進法とm,Kmの10進法の変換を同時に行わなくてはならないからです。

速さの変換を完全に習得するポイントは2つ。
❶速さの意味をきちんと理解していること
 ・秒速は1秒あたりに進む道のり,
 ・分速は1分(60秒)あたりに進む道のり
 ・時速は1時間(60分)あたりに進む道のり

❷速さで使われる道のり「m」と「km」の変換を抜かさないこと
 秒速 m
   ↓
 分速 m
   ↓
 時速    m
   ↓
 時速   km


速さの変換でつまずきが起こるのは,秒・分・時の60進法とm,Kmの10進法の変換を同時に行わなくてはならないからです。速さの変換を完全に習得するポイントは2つ。❶速さの意味をきちんと理解していること ・秒速は1秒あたりに進む道のり, ・分速は1分(60秒)あたりに進む道のり ・時速は1時間(60分)あたりに進む道のり❷速さで使われる道のり「m」と「km」の変換を抜かさないこと 秒速 m   ↓ 分速 m   ↓ 時速    m   ↓ 時速   km

2つの作業が必要な変換を一気に行わずに,子どもたちが理解しやすいように,日常では使わない「時速 m」を求めさせるのがポイントです。その後,次の単位に変換をするように徹底すると子どもたちは,混乱せずに速やかに変換できるようになります。

 さらには,秒速m 時速kmの変換がよく行われます。それぞれ変換の過程を考えてから,「秒速m→時速kmは,×3.6」「時速km→秒速mは,÷3.6」という方法も子どもたちと作りあげて身につけさせます。

子どもがどこでつまずくのか。それを豊富な授業時数を使ってケアする,きめ細やかな英宏小学校の学習指導です。