先週土曜日に本校では4・5年生及び全校児童の保護者の方を対象に「ネットマナー講習会」を開催しました。
講師は茨城県メディア教育指導員の鈴木慶子先生。携帯電話・スマートフォン・パソコン・ゲーム機器・その他の機器を通して利用するインターネットの危険についてお話しいただくとともに、ネット社会との正しいつきあい方についても教えていただきました。
保護者対象説明会では子どもたちだけでなく、大人たちもネット社会の中で危険にさらされていることを理解することができました。
講習会の中で話題となったシンガポールのある小学生の作文「僕はスマートフォンになりたい」をご紹介します。【原文は英語です】
僕の願いはスマートフォンになることです。
だって、パパとママはスマートフォンが大好きだから。二人は僕のことよりもスマートフォンばかり気にしています。
パパが仕事で疲れて帰ってきたとき、スマートフォンのための時間はあるけど、僕のための時間はないみたい。
パパとママは大事な仕事をしてるときでも、電話が鳴るとすぐ電話を取るんだ。
僕が泣いていても気にしないけど…。二人は、僕じゃなくてスマートフォント遊ぶんだ。
誰かと電話をしているときは、僕がどんなに大事なことを伝えようとしても聞いてくれない。
だから僕はスマートフォンになりたいんだ。
一人の小学生が書いたという一編の作文が静かに広がっていこうとしています。