2016.10.05ちいさな発見~詩の創作~

今回は英宏小の5年生の児童が作った「詩」を紹介したいと思います。

今回は英宏小の5年生の児童が作った「詩」を紹介したいと思います。

「新しいお皿」

海が見えた
まるで新しいお皿のようだ
お皿を買いたい
ただのお皿じゃ
だめ
新しいお皿じゃないと     

※男子児童が作った作品。「海」の写真を見て「お皿」のように見えたという「発見」を比喩表現を用いて表現しています。「ただのお皿じゃだめ」という一節に自我の芽生えも感じさせる作品です。

「新しいお皿」海が見えたまるで新しいお皿のようだお皿を買いたいただのお皿じゃだめ新しいお皿じゃないと     ※男子児童が作った作品。「海」の写真を見て「お皿」のように見えたという「発見」を比喩表現を用いて表現しています。「ただのお皿じゃだめ」という一節に自我の芽生えも感じさせる作品です。

「ガラス玉」

すきとおっている
ガラス玉
青色、赤色、ピンク色
その色ひとつひとつが
私たちの心の色

※女子児童の作品。「ガラス玉」を通して表現したかったのは「心の色」なのでしょうね。最後の一行の体言止めが効果的です。

「ガラス玉」すきとおっているガラス玉青色、赤色、ピンク色その色ひとつひとつが私たちの心の色※女子児童の作品。「ガラス玉」を通して表現したかったのは「心の色」なのでしょうね。最後の一行の体言止めが効果的です。

「白と青のアメ」

キラキラ光る包み紙
その中にはピカピカしているアメ
すきとおっているアメ
そのアメをなめると
心の中がすきとおり
自分もすっきりする

※女子児童の作品。「心の中がすきとおり 自分もすっきりする」の表現から、思春期を迎えた女の子の心の葛藤も読み取ることができます。この児童にとっての「アメ」とは何なのでしょうね。

「白と青のアメ」キラキラ光る包み紙その中にはピカピカしているアメすきとおっているアメそのアメをなめると心の中がすきとおり自分もすっきりする※女子児童の作品。「心の中がすきとおり 自分もすっきりする」の表現から、思春期を迎えた女の子の心の葛藤も読み取ることができます。この児童にとっての「アメ」とは何なのでしょうね。

「ひとすじの光」

暗いところに
ひとつの光
どんどん時間が
すぎていき
光がいっぱいふえていく

※難しい表現はまったくありませんが、「光」と「闇」を見つめた抽象性の高い作品。「宇宙」もイメージさせる壮大なイメージの作品です。

「ひとすじの光」暗いところにひとつの光どんどん時間がすぎていき光がいっぱいふえていく※難しい表現はまったくありませんが、「光」と「闇」を見つめた抽象性の高い作品。「宇宙」もイメージさせる壮大なイメージの作品です。

「夜の風景」

夜の音が
次の朝にはなくなってしまう
嬉しいような
悲しいような
夜の光も
宇宙にすいこまれるように
消えていく

※この詩も難しい言葉は使われていませんが、「夜の音」という比喩表現から表現力の高さが読み取れます。国語の授業を通して得た表現技法を使いこなしています。

「夜の風景」夜の音が次の朝にはなくなってしまう嬉しいような悲しいような夜の光も宇宙にすいこまれるように消えていく※この詩も難しい言葉は使われていませんが、「夜の音」という比喩表現から表現力の高さが読み取れます。国語の授業を通して得た表現技法を使いこなしています。

「かわいそうなボール」

ボールのかわいそうな気持ち
だれにも分からない
さびしいのか
悲しいのか
見捨てられたのか
だれにもわからない
ただ一人のボールの気持ち

※この児童は「地球」の写真を見て、この詩を創作しました。「地球」をボールにたとえて表現したり、対句表現をさりげなく取り入れたりして「地球」の孤独を表現しています。心の優しさがにじみでいる作品です。

「かわいそうなボール」ボールのかわいそうな気持ちだれにも分からないさびしいのか悲しいのか見捨てられたのかだれにもわからないただ一人のボールの気持ち※この児童は「地球」の写真を見て、この詩を創作しました。「地球」をボールにたとえて表現したり、対句表現をさりげなく取り入れたりして「地球」の孤独を表現しています。心の優しさがにじみでいる作品です。

「不思議な空」

赤く光る空
何かを言いたそうにしている
本当に不思議な空

※擬人法を使って「空」を表現した作品。「何かを言いたそうにしている」は作者の心の声なのでしょう。「本当に不思議な空」にも気持ちがこもっています。

「不思議な空」赤く光る空何かを言いたそうにしている本当に不思議な空※擬人法を使って「空」を表現した作品。「何かを言いたそうにしている」は作者の心の声なのでしょう。「本当に不思議な空」にも気持ちがこもっています。

今回は5年生の児童が作った作品の一部を紹介しました。子どもたちは想像力をはたらかせるとともに、これまでに学習した表現技法を用いて、詩を作りました。授業の中では相互鑑賞も通して、お互いの作品の理解を深めています。保護者の皆様も、お子様たちの作品を通して、「心」今回、紹介できなかった作品の一部は校内での展示も予定しています。

執筆 田中 拓也